絵本と友だちなかよしフェスタ2011

其の七 無事終了しました!

「第8回 絵本とともだち!なかよしフェスタ」
         
おかげさまで無事終了しました!

 朝方雨だったものの、開場するころにはよいお天気
 途中の出入りを含め、150人を超える方々にきていただくことが
できました。
 
ご来場いただき、ありがとうございました!

 
読んだ本の記録は、こちら。

 当日の模様をちょっとだけお見せします~。
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 「みみかきめいじん」。親子での掛け合いが絶妙。
 楽しく読み聞かせしてくれました

Img_9409  人形劇モコさんによる「三まいのおふだ」。やんちゃでかわいい小坊主さんがすてき
 客席の子どもたちも一所懸命応援してくれました!

Img_9446  「すてきななかまたち」によるハンドベル。それぞれに悔いは残るものの(笑)、
 たくさんの拍手をいただきました!

 Img_02941  愛志亭頂戴改め麹家進ん馬さんによる「たぬきのおさつ」。話芸、イラストともども
すばらしかったです!おもしろかった~

Img_03191  「ぼくとかあさん」。大人も読み聞かせに躊躇する難しいこの本を、小学生ががんばって
読み切ってくれました!

 最後になりましたが、青海図書館をはじめとする関係各位に心からお礼を
申し上げます。ありがとうございました。

Img_0352  そして終演。みなさんおつかれさまでした!これから打ち上げです。

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其の六 リハーサル

 外は初夏を思わせるような、ぽかぽかした陽気。
 ホールは、涼やかで長時間いると寒いくらいの気温。

 そんな日に、リハーサルははじまりました。

 本番でスムーズな出入りができるように、何度も行き来を確かめたり、
 読み聞かせをするまえに絵本をしっかり見せるための持ち方など、
 さまざまな確認作業が続きます。

 

きららホールの照明や音響の方は、そういった知識のまるでない私達の
なんともたよりない指示に快く応えてくれるばかりか、「この場面に、こうした
照明にしたいのですが」とすてきな提案までしてくれます。

 いつもいつもお世話になっているホールスタッフのみなさん、ありがとうございます。

 そして、本番もたくさんたくさんご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

 

いよいよ、明日!

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其の伍 ばたばたばた

 4月の子ども会が終わってから、フェスタの読み手は、毎週集まって練習、練習。
 日頃本をもって読む読み聞かせと、スクリーンに映し出しながら読む読み聞かせは
ちょっと勝手がちがいます

 本をもって読む場合はページをめくりますが、スクリーンに映し出す場合はパソコンを
クリックしたとたん場面が変わります。それも、ページをめくるのとパソコンを操作するのは
別の人なので、練習を重ねながらうまくタイミングを計るのが難しいのです。

 「ここはもっと遅くしたら」「ここはテンポ良く」という注文に、必死に応える読み手さん。

 確実にどんどんよくなっている手応えを感じています。すごい。

 また、ポスター、プログラム、チラシの作業もばたばたです。
 当日フェスタに参加してもらう皆さんからの「キャストのメッセージ」。
 これをA3の紙一枚におさめるのですが、皆さんの思いがつまったメッセージを
余すところなく入れるのに相当の努力が必要です(笑)。
 はたして、A3一枚におさまるのか、二枚以上になってしまうのか…?

 スリルに充ち満ちた作業が続きます。

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其の四 今年も今年も

 

今年も、著作物利用許諾の作業がありました。

 昨年のフェスタの記事にも書きましたが、フェスタの読み聞かせは、スクリーン
に絵を映し出しながら実際の絵本を読んで行います。
 スクリーンに映し出す絵は、スキャナで取り込むのですが、それは著作物の
「改変」にあたるので、出版社に著作物の利用をしてよいですか?とお願いをするのです。

 なかには、すでに出版されてない本や外国の作品を訳した本もあり、
 許諾に時間がかかるのでは、と心配しましたが、
  どこの出版社も快く許諾をしてもらえました。一安心。

 もうひとつの今年も、は、ハンドベル
 ふたたび「すてきななかまたち」の登場です。昨年にくらべてレベルアップした曲を
披露することになりました。
 昨年のフェスタからハンドベルを握っていないにもかかわらず、果敢な挑戦です。
 その分、練習時間を大量に確保(?)しました。

 がんばります!!

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其の参 フェスタへの道

 さて、絵本も決まり、読み手も決まりました。
 あとは各自練習して、直前に読み合わせをしますよ~。というのが例年の流れ。

 ところが、今年はちょっとした「練習の手引き」みたいなものを発行しました。

 その名も 「フェスタへの道」。 参考までに、こんなの。Photo

 読み聞かせの練習のヒミツを書いた、手書きのプリントで、vol.1と2を作りました。

 3月と4月の子ども会の際に読み手の皆さんに配ったのですが、その効果は
 いかに…。

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其の弐 わかわかしいぞ

 今年のフェスタは、読み手の平均年齢がぐっと下がりました!
 というのも、「小学生の読み手が増えた」から。

 フェスタが始まった8年前は、大人ばかりで読んでいました。
 それが、次第に子ども会に来ている子どもたちが、

 「私も僕も、フェスタで読みたい!」というようになり、
少しずつ子どもの読み手が増えてきました。
そして今回はなんと小学生5人、高校生2人、大人が4人と、
小学生が最大派閥になりました。

 ここでちょっと心配。
 フェスタは、『おけいこごとの発表会』ではありません
 小学生のぎこちない音読を、観客のみなさんにがまんして聞いてもらう、
というような会であってはならない、というのが私達スタッフに共通している認識です。

 と同時に、「大人が子どもに『やってあげていた』フェスタ」が、
「子どもが自主的に参加するフェスタ」へ変化
しつつあることが、
とても頼もしく、うれしく思うのも正直な気持ちです。

 きっと、彼らならがんばってくれる!そう信じてわかわかしい読み手の皆さんを見つめるのでした。

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其の壱 絵本選び

 今年のフェスタの絵本選びは、2月の定例会から始まりました。

 中には、自分ではいまいち決めきれず、「どっちがいい?」と数冊持ってきてくれる人も。
 他の人が読む絵本のバランスを考えながら、本を選びます。

 また、選んでもらう本の目安として「3分程度」というお願いをしています。

 一人一人の読む本が長くなってしまうと、そのぶん終演時間が遅くなり、小さな子供を
連れてくるお客さんの負担が大きくなるから、との配慮です。

 しかし、思い入れのある本というのは、どうしても話が長くなりがち。それに3分以内に
おさまっても、あまり内容の薄い本でも困ります。

 侃々諤々しながら、なんとか絵本選びが進んでいきます。

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